筋膜治療

筋膜治療

【筋膜】は、癒着することで筋肉の動きを妨げたり、痛みを発することがあります。また、この【筋膜】という組織は、不思議なことに癒着部分ではなく、別の部位に症状が現れることも少なくありません。

現在、手技治療と言えば指圧やマッサージなど患部に対して“押す”ことが一般的です。
しかし、はじめ整骨院の筋膜療法は、吸引、つまり皮膚と筋膜を“引く”という画期的なアプローチが出来るのです。
臨床の中で、マッサージや指圧の様に“押す”施術では、ほとんど変化がなかった症状が、“引く”施術を始めてから劇的な改善を見る例が何件もありました。
“押す”施術は同じ部位に軽い刺激で2~3分程度なら問題ありませんが、多少なりとも組織がダメージを受けています。ですからいわゆる“強押し”のような全体重を乗せて押す様な指圧やマッサージを継続的に受けていると組織の炎症、瘢痕化、線維化、筋膜の癒着を引き起します。
更に、その刺激に慣れて、“強押し”でないと満足できない状態になってしまうと、皮膚の緊張や肥厚をしてしまいます。そうなると血行障害を起こし、慢性的な炎症や痛みが続くことになるのです。気持ちいいからと言って、安易に強く押せばOKという考えは危険と言えるでしょう。症状を治したいと思っているのであれば、適度な刺激のマッサージに留めるべきだと思います。

一方、陰圧(引く)の施術は、ひどい癒着部分の皮膚が、赤くなったり、内出血を起こすことはありますが、これはむしろ血液循環の悪い部分のみで、正常な筋膜の状態を保っている部位は、跡がすぐに消失します。(この色や吸引の感覚のおかげで、見た目では分からない本当の患部が見つかることもあるのです)
この他、初めて施術を受ける方は、全身の施術を行うと疲労感が残ることがあります。
しかし、筋膜の癒着を解消し、筋肉の滑走が正常化され、むくみが解消された際の身体の軽さは、疲労はもちろん、ボディケアにも有効です。

微弱電流治療

微弱電流治療

細胞の持つ電気的性質を正常・活性化させることを目的とした治療法です。

人間は怪我をすると体内の細胞から微弱な電流のようなものが流れ自己修復をしていきます。その電流を人工的に作り出すことにより損傷などの治癒を促進します。

HI-VOLT(ハイボルテージ)治療

HI-VOLT(ハイボルテージ)治療

従来の電気治療と比べ短時間で痛みを軽減できることから、効果がその場で要求されるトップアスリートの活躍する現場で用いられる事が多い、欧米生まれの日本では新しい電気療法です。

痛みやコリが最も強い部分(トリガーポイント)を取り除く治療法です。

高電圧の電気刺激を深部組織に到達させ、痛みの原因である最深部(根っこ)から治療するため驚くほどの早さで治療効果を得ることができます。

また、皮膚抵抗が低いため、ピリピリ感が非常に少ないので電気の苦手な方でも比較的安心して治療を受けていただけます。

超音波治療

超音波治療

1秒間で100万回~300万回の音波振動により、手技によるマッサージの数倍の圧力を深部に直接与え、炎症・腫れ・痛みなどを改善する効果が期待できます。

温熱作用により血流を促進し、患部の治癒力を高めることも可能です。

高周波

高周波

体内に高周波を流すことにより、筋肉内の疲労物質や痛みの物質を強制的に排出し、痛みの軽減や筋肉のリハビリ・強化等が期待できる治療です。

ビリビリした刺激感が少なく、非常にソフトで気持ちの良い治療となります。

各種テーピング、包帯、固定

各種テーピング、包帯、固定

包帯固定の主な目的は、骨折・脱臼・捻挫をした時、患部の固定や損傷した軟部組織への圧迫を行うことにより、回復を促進することです。

この固定の仕方ひとつで患部の状態や治癒までの時間が大きく変わってきます。